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キンナリー・迦陵頻伽(パリ―語絵入り経典残欠)
タイ ラタナコーシン美術 19世紀~20世紀初頭
材質 コーイ紙 サイズ24.5㎝×18.3㎝
価格¥8,500円(税・送料込み)

タイ仏教経典では、パーリ語を記すためにクメール文字が使われ、パーリ語
の経典が使用されています。 パーリ語の貝葉経典のほかに、釈迦が悟り
を開くまでの話や、プラ・マライお話などが絵入りで分かりやすく書かれ人々
を導いた折本経典があります。

アユタヤ時代後期からバンコク王朝初期に掛けて、タイで広く好まれた仏教
文学で、葬儀や婚礼の際にはしばしば誦経されました。 このような折本は、
コーイ(ムクバナタレボク)と呼ばれる樹木の樹皮を加工した厚手の紙に手書
きで製作されます。

絵画部分の残欠で、天上界の人面を持つ鳥、迦陵頻伽(キンナリー)の親子
が描かれています。


資料として、また額装して飾って楽しめる作品ではないでしょうか。