KS103

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神像頭部  価格 Sold
クメール アンコール・ワット様式 12世紀
材質:砂岩 高10.7㎝(展示台含 高:17.3㎝)

クメールのヒンドゥー教ではシヴァ信仰がより盛んでしたが、アンコ
ール・ワットの建立者であるスーリヤヴァルマン2世がヴィシュヌ神
を崇拝していたことから、12世紀にはヴィシュヌ信仰が盛んで、像容
などから、この作品も恐らくヴィシュヌ神であろうと思われます。

小さな作品ながら、密度の高い硬質の砂岩に彫刻され、アンコール
ワット様式の冠帯を結び、瞳が印象的な眼の生命力のある作品です。

フランスの古いコレクションからもたらされた作品です。