The FACE 東南アジア世界遺産の尊顔 Ⅴ

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仏陀頭部  価格 Sold

タイ アユタヤ美術 16世紀~17世紀
材質:青銅 高:14.6㎝(展示台含 高:23.5㎝)

アユタヤ王朝は、現在のタイ中部のアユタヤを中心に栄えたタイ族による
王朝で1351年にウートン王によって建都され417年に渡り栄え1767年ビル
マ軍の攻撃よって陥落します。世界遺産に登録されており、王朝の残し
た優雅な美術をアユタヤ美術と呼びます。


アユタヤ美術の仏像はそれまでの歴史の様々な様式の影響を受けて
地域や時代で様々な特色を見せる仏像を見ることができます。

15世紀~16世紀にかけてスコータイ美術がアユタヤの都に流れ込み、こ
の時代のアユタヤ仏像は、スコータイ美術の強い影響が見られます。

この作品も、ラッサミー(火炎光)にスコータイ美術の影響が見られる仏像
で比較的大きな仏像の頭部です、確りとした仏師の作で小品では表現で
きないアユタヤ仏像の一つの典型をみる優れた作品です。


アユタヤ時代のオリジナルの漆と金が所々に残されています。