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菩薩頭部

ガンダーラ（ハッダ）　3～4世紀
材質：ストゥッコ　 　高：6cm（展示台含　高：10cm）
価格　Sold

ヘラで美しく流れる豊な髪を表現し、唇、耳たぶは朱彩で、頸の三道を朱線で
表現しています。

おそらく菩薩頭部、又は女性供養者であると思われる、この頭部のその美しさ
はギリシャ・ローマ的な仏教美術とされるガンダーラの美をストゥッコの柔軟な
素材を巧みに使いこなし、写実的な造形をもとに優美性と寂静性を見事に表現
しています。

悠久の時を経て遺された小さな優品です。