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エロースと小鳥(花綱掛)

ガンダーラ 2~3世紀 
材質:片岩 高:13㎝(展示台含 高:22.5cm)

ガンダーラで花綱掛(華鬘掛)と呼ばれる腕木(柱などから横に突き
出した建築部材)で
す。

有翼のエロースが肩に乗る小鳥に果物を与えている姿の美しい意匠
の作品です。

ヘレニズム時代以降は、豊穣と美の女神アフロディーテー(ヴィーナス)
の愛らしい子供たちというかたちで盛んに表現されてきたエロース(小
天使・キューピット)の表現はガンダーラ美術でも数多く見られます。


エロースは愛の神で人間の生涯にわたって魂を守り、死後はその魂を
天に運ぶとものと考えられ、それは魂の再生ともみなされ「新しい生」、
「魂の蘇生」を象徴しているとも考えられています。