BS62

ソーテル・メガス(ヴィマ・タクト)と、ビーズ Sold

クシャン朝(クシャーナ朝) 1世紀〜2世紀(コイン)
材質 銅貨 サイズ 21X20X4mm 重量 8.2g 
展示ケース サイズ@ 8X6.5X2.4cm A11.5X9x2cm
ビーズ類 地域及び時代無選別 
イラン、アフガニスタン、パキスタン 

古代銅貨で、コインには古代ギリシャ語でパシレイ・パシレ
ヨン・ソーテル・メガス「諸王の王、偉大な救済者」と書かれ
るのみで、比較的出土例も多く、有力な王のコインであると
思われるも永らく王名は分からず、偉大なる救済者・ソー
テル・メガス、「無名の王のコイン」とされていました。


1993年にアフガニスタンで碑文が発見され、これまで謎と
されたクシャン朝の王統が判明し、このコインはクシャン朝
第2代君主「ヴィマ・タクト」のものと判明しました。

ビーズ類は、アフガニスタンからパキスタンで出土したさま
ざまな無選別のビーズで、さまざまな貴石や貝、又は骨(牙)
などで、割れているものや金属製の指輪の断片も含まれて
います。

時代はおそらく紀元前から紀元前後のものや、17世〜18紀
頃まで下るものもあるかも知れませんが、なかなか眺めてい
ると美しく楽しめます。

グリーンと黒の文様のビーズで、長さ1.2cm、細長い白い管
状のビーズで長さ2cmです。

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