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アプサラ kb 122

クメール アンコー・ワット様式 12世紀
材質 青銅 高:13cm(展示台含:17cm)

ひざまずき両手を頭上に上げる姿のアプサラの青銅作品で
す。大きな作品を構成し装飾していた断片であると思われ背
面はありません。

ふっくらとした顔立ちで、体つきは腰がくびれ、はつらつとして
美しく若さが感じられます。

アプサラは水の妖精や天上界の踊り子と言われ、アンコール
遺跡群で石造寺院に浮き彫りされ、訪れる人々を魅了してい
ます。

青銅作品のアプサラの像は、信仰対象の仏像や神像と異なり
極めて数も少なく、殆どが何らかの装飾の一部として表現され
ています。