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漆籃胎椀

ビルマ パガン 1900~1950年
材質:竹・漆(籃胎漆器) 高:7.5cm 径:10.5cm


踊り子と可愛い象文の作品です、この作品は椀ですが、地紋やデ
ザインの良く似た盆が、アメリカ・カルフォルニアの南アジア・東南
アジアの美術品を多く収蔵するノートン・サイモン美術館に収蔵さ
れ収蔵作品書籍で紹介されています。(参考画像でご覧ください)


竹で編み漆で仕上げた籃胎容器で、素地(素胎)、漆下地、漆中塗
漆仕上げ塗り、削り出しと多くの工程を経て丁寧に作られたビルマ
の漆器は高い技術と美しさで知られています。

文様は色漆と細かく彫刻された手の込んだ作品で、縁、底などに
は漆ハゲ、経年のスレなどありますが、時代のある枯れて落ち着
いた漆の美しい感じの良いものです。

Art from Sri Lanka & Southeast Asia THE NORTON SIMON ART FOUNDATION 2004