Back

【ディーパンカラ・燃燈仏授記)】 Dipankara Jataka H:15cm,W:19cm

過去に仏陀(釈迦)の前に6人の仏陀がおり、私達の知っている釈迦は7人目の仏陀です、ディーパンカラ(燃灯仏)
は過去仏のなかの最初の仏陀とされています。

はるかむかし、世に燃灯仏が出られたとき、釈迦はメーガと言う名の修行に励むバラモンの青年修行者でした、ある
時、燃灯仏が都にこられるのを知り、燃灯仏に会うために都へ向かいます、途中で多くの人々から布施を受け500枚
の銀貨をもっていました。

メーガは燃灯仏に投花して歓迎しようと思い蓮花を求めましたが、王様以下人々が買い占めて手に入れることが出
来ません。そこに、ゴーピーという少女が7本の蓮華を持つて、燃灯仏を待っていました。
メーガが蓮華をすべて欲
しいと申し出ましたが、ゴーピーもこの蓮華は必要でしたが、メーガに500枚の銀貨で5本の蓮華を分けてあげました。

何度も生まれ変わり後の世にこの少女はシッタルーダ王子(釈尊)の妃となります
燃灯仏が現れ、みなが投花し
燃灯仏歓迎します、メーガが将来私も仏陀になれるよう念じ投花するとメーガが投花した5ほんの蓮華だけが空中
にとどまり燃灯仏の頭上を飾りました。
これを見た、燃灯仏は「過去善行を重ね、慈悲深い行いを積み重ねてきた、やがて生まれかわり仏陀となり釈迦牟
尼と呼ばれるであろう」と予言(授記)しました。
メーガは髪をとき泥水の道に広げ、その上を燃灯仏が踏むと、メーガの身体は空中浮き上がり、そこで合掌礼拝をし
たという説話です。

この作品では、ガンダーラの作品のように髪は解いていませんが、地に伏して合掌しているのが青年メーガです。
足元には可憐な姿の少女ゴーピーが蓮華をもち合掌しています。


画像をクリックして頂くと大きな画像をご覧いただけます。