ビルマの漆工芸のなかから、キンマ容器や食篭などの漆器をご紹介させていただきます。
インテリアとして、また使って楽しめる漆器を集めてみました。人々のなかで時を経て
スレや欠け、傷など多々ありますが、それらも古美として楽しんでいただければと思います。
ビルマの漆工芸はビルマという国を代表する工芸技術で、人々の生活の中、仏教などの宗教
行事、建築空間における装飾美術として発展してきました。
国を代表する工芸としてビルマの王は外国の使節団などの贈呈品として、絹の布や宝石など
と一緒に漆工芸品を贈呈品としていました。
シャン州を産地とした漆の木からとれるねばりのある漆を使用しパガンなどを中心に周辺各
地で制作されてきました。
工芸的にビルマの漆工芸は手の込んだ作品が多く、漆塗りの工程だけでも、素地の状態や
形状・種類により、およそ10~15もの工程を経て、数ヶ月もの時間がかけれれて制作される
と言われています。
豪華な箔絵やマンダレーのガラス象嵌作品では色ガラス破片を漆器上に貼りつけて、幾何
学的な文様を表す加飾技法で下地を盛り上げたレリーフと共に用い、さらに金箔を貼りつ
けて仕上げた作品などご紹介いたします。
店内にて、ご紹介の作品及びHP以外のビルマ漆工芸作品も展示しております。
お気軽にご来店下さい。(ご来店及び、インターネットでの通信販売も承っております。)
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